地域の課題を、
地域の豊かさへと変える学校。
LISの眼差しで見つける地域の課題は、リアルな課題であり、学びと実践の場がLISの内外に広がり続けています。地域の課題をどうエネルギーに変えるのか?という課題を、実社会との関わりの中から地域と一緒に学び、地域と一緒に解決できる、社会との対話力に長けた柔軟な人材が自然に育つのです。
学びのポイント
- 座学学習ではなく、
徹底した体験学習 - 課題を肌で感じ、クライアントのビジョンに共感するところから授業がスタートします。課題を解決するヒントは現場にあります。体験や実感からアイデアを出していくのがLISのスタイルです。
- 現在進行系のリアルな
テーマで学ぶ - 過去の事例からではなく、現在進行系の実際の課題から学んでいきます。答えのある課題ではなく、答えの無い課題だからこそ学びがあり、100の授業には100通りの答えがあります。
- 課題をアイデアに変換し
地域に提供する - LISの授業カリキュラムは実際に社会で実装することを想定してつくられています。授業を通して企業や社会の課題を解決していくことで地域全体が活性化することを目標にしています。
- 実際に商品を社会に送り出し
成果を数値で体験する - 開発した企画の動向をクライアントに提供していただき、結果を生徒と共有します。実際に社会で実装するプログラムだからこそリアルな結果を知ることができ、アイデアの検証が可能です。
- 持続的に地域が
発展可能な仕組みを生み出す - ローカルデザインの基本は、クライアントも地域・環境も共に成長する仕組みを考えることで、事業の多くが地域資源を活用したビジネスです。環境に配慮し持続可能な社会実現に貢献できるアイデアこそが、ローカル企業の継続的な発展に繋がります。そのような観点から、授業の中で出てきたアイデアを様々な角度から検証し、ソーシャルグッドな企画に仕上げていきます。ローカルの強みを活かすことで付加価値を生み出し、利益と環境保全を同時に実現する。簡単ではありませんが、そのアイデアを形にできる人材がローカルで求められています。

現場の中へ飛び込み、
現場の中で成果を生み出す。
足元から世界を変える
ローカルイノベーションへ
LISは、新しいローカルプロデュースを学べる貴重な場所です。その大きな理由は、宮城という地方都市にあることです。単なる大自然に囲まれた、美しい東北という側面意外に、多くの社会課題に直面した「課題先進地」でもあるからです。宮城は、この先、必ず日本全体が直面することとなる重要な社会課題に、大都市よりも早く向き合っています。これからの社会には、何を学んだら何に成れるという簡単なレールはありません。今考えている最中にも、社会の姿は変わり続けます。小さな好奇心は、新しい何かに触れるたびに色を変え、憧れの形も変容し続けるでしょう。その変化のどの瞬間を切り取るのか、どのタイミングで波に乗るのか。それをサポートするのが我々の役目です。ローカルプロデューサーは、才能や経験がなければ通用しないという考え方も、周囲の人や、古い社会が持つ思想です。現場のプロたちを見ても、最初から才能だけで成功している人には会ったことがありません。志があれば学ぶ姿勢が見出せる「学問」です。あなたの好奇心と、その学び方次第で、いくらでも夢に近付ける領域なのです。LISという場所は、社会を幸せに導く方法、変化する時代を仕事にする方法、新たな技術で古きものを守る方法など、あなたの好奇心と憧れを新しい社会と接続させるチャンスにあふれています。未来に通用する柔軟で多様性を寛容できる人間を目指すなら、今こそ、LISと出会ってください。普段の生活の中で、創造力を発揮できる人たちが増えるほど、足元から世界が変わっていくはずです。最近は、大きな課題を変えようとするためにシステムそのものを一気に変えてしまう傾向があります。しかしそこには、軋轢が生じてしまう場合があります。そうではなく、自分の生活や家族、ローカルな社会構造など、身近なところから一つ一つ、創造力を発揮できる人間が変えていけばいいのです。そうすれば世界は本当に変わっていくでしょう。社会のあらゆる分野へ働きかける人をどんどん輩出していきたいとLISは望んでいます。そしてLISが持っている潜在能力は、単なる足し算ではなく掛け算の理論で発揮されます。それぞれの価値や能力を掛け合わせたとき、何倍もの力になっていくのです。教える、教わるの立場ではなく、もっと対等に対話して触発しあえる場所を目指しています。