PRODUCER
ローカルプロデューサーの必要性
プロジェクト統括のスキル
プロジェクトは、知識だけでは前に進みません。
自らがやり遂げようという意思が最も大切です。
すべてのプロジェクトはプロデューサーに委ねられ、
自らが意思決定し進めることが求められます。
課題提起と解決のスキル
課題をエネルギーに変える問いと仮説を見つける力。
情報収集力、分析力、課題解決のための道筋を見い出し、
自分で企画書を書き上げる力を身に付けなくてはなりません。
同時に、実践力・企画力・営業力が強化されます。
経営哲学のスキル
課題を解決するには、経営者の視点に立つことが基本です。
また、プロジェクト実践には広い視点とビジョンの構築が、
業界を越えたチームビルディングを可能にします。
力を発揮しやすくするための環境づくりも重要です。
01 プロジェクト最初の一歩を踏み出し、仮説と実践で導く

地域におけるイノベーションはかつて、専門的な業界のプロフェッショナルな現場の領域だけにあった話でした。しかし、近年のインフラや技術の急速な発展によって、スマホ一つでプロフェッションルの情報を共有できるようになりました。ふとした疑問や「こうなったら良いのに」という思いが地域を変えていく時代でもあります。しかしそのような環境で魅力的で効果的なイノベーションができる人はまだまだ多くありません。最初のステップでは、これまで取り組んできた実例を解説しながら、本質的な問いとそれに基づいた仮説を構築する可能性を探り、誰も踏んだことのない景色に踏み入ります。
実践型のプロデューサーを
目指す7つのプロセスを学ぶ
小説に起承転結があるように、プロデュースにもプロセスがあります。これまでトライアンドエラーを繰り返しながら構築してまとめた、決まった型はありません。全てがオーダーメイドで基礎としてプロセスを辿り、アクションに応じて枝葉を作り、削ぎ落としながらも概ね7つのプロセスを得てプロジェクトを昇華していきます。ワークショップも行い、客観性を維持します。
- プロデュース概論
- プロデューサーに必要な要素を網羅実際に手を動かして腹落ちさせる。
- 構 成
- 個性を発揮するための守破離プロデューサーの「型」を学ぶ。
- コンセプト
- 素人とプロを分ける最大の要素。魅力的なコンセプト設計力を身に着ける。
- ターゲット設定
- 良い内容も設計が悪ければ頭に入らない。企画の柱となるターゲット設計を学ぶ。
- プラン設計
- 1つの素材をケースに合わせてプランニング。目的に合わせたペルソナを学ぶ。
- クライアント提案
- 実際のテーマを元にしたプレゼンテーション。表現と提案内容のルールを学ぶ。
- 販売計画
- 作っておしまいではない。売って、売り切って最終設計を提案する。
02 目的に適したターゲット設定とコンセプトを開発する
成果物になる前から、ビジョンが想像できる構想力を会得します。ストーリー作りの黄金比を把握した上で、より詳細なリサーチに落とし、実装したときに、より伝わる表現手法を学ぶ。論理的に開発を行い、客観的に評価することがコツです。
03 実際に試作を行い、経営者の講評を受けて、広報・販売する
提案書の他に、全て完了した時点での報告書も実際に作成します。制作物から最終的な決算書までを揃え、本格的な実売稼働に備えます。最終的にGOサインを出すのが経営者なので、想いを大切にしつつ、簡潔に伝えていきます。言葉だけでは伝わらないプロダクトなどでは、実際にモックアップします。最も大切なことはデザインではなく、そのプロジェクトに秘められたビジョンと推進プロセスの可能性をいかに共有できるかがポイントです。
